充実した被告人質問を

2017-01-06

 裁判で,被告人となった方本人が話をする機会を被告人質問といいます。被告人となった方の主張をする重要な機会です。

 主張をする機会といっても,いいたいことをそのままいえばいいというものではありません。被告人質問で事実をどのように話していくのか,あるいは,黙秘権を行使して話さない選択をするのかは,常に慎重な検討が必要な事項です。
 近年では,裁判員裁判でのわかりやすい審理を目指して,裁判官も被告人質問を以前より重視しています。裁判員裁判でない裁判でも,捜査機関の作った供述調書(捜査機関が容疑者の話をまとめた書類)を安易に用いず,被告人から直接話を聞くことを重視する裁判官が増えています。被告人質問の重要性は,以前にも増して大きくなっています。
 充実した被告人質問を行うためには,裁判での戦略を明確にし,依頼人との間で何回も打ち合わせをして望むことが重要です。充実した準備があって初めて,充実した被告人質問を行うことが可能になります。

 今日も,当事務所の弁護士が担当した法廷で,被告人質問を行いました。もちろん,徹底した準備をして臨みました。私たちは,依頼人の主張を最も効果的に伝えるための被告人質問の技術を重視しています。 

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