強盗罪の種類と罪の重さ

2017-11-27

 「強盗」と聞くとどんな犯罪を思い浮かべるでしょうか。銀行強盗でしょうか。店に刃物を持って押し入る犯人の姿でしょうか。
 強盗罪は,イメージのとおり罪の重い犯罪です。法律で定められた刑は,5年以上の懲役刑です。もし,強盗の機会に被害者にけがをさせてしまった場合は無期懲役又は6年以上の懲役,死亡させてしまった場合には死刑又は無期懲役の刑が定められています。
 ただ,「強盗」という犯罪は,凶悪なイメージの強い類型から,これが強盗なの?と思ってしまうような類型も広く含んでいます。たとえば,いわゆる「ひったくり」も暴行の程度が強いと強盗になる場合がありますし,恐喝をイメージする「オヤジ狩り」も,暴力をひどくふるってしまうと強盗になります。また,万引きが見つかって,捕まえられるのを免れるために警備員などに暴力をふるったような例も,「事後強盗」といって強盗と同じになる場合があります。
 強盗になるような暴力をふるう場合には相手がけがをしてしまう場合が多く,強盗致傷になってしまうと,裁判員裁判で裁かれる重大事件になってしまいます。
 実際は強盗事件のすべてに5年以上の懲役などの重い刑が言い渡されているわけではなく執行猶予判決になっている例も多数ありますが,被害者に対して損害賠償などの措置を尽くすなど,弁護人が十分な弁護活動を尽くす必要があります。
 「強盗」と言われて逮捕されてしまった方が身近にいらっしゃる方,一日も早く弁護士に相談されることをお勧めします。

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