ブレインストーミング

2019-02-06

 ブレインストーミングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
 ブレインストーミングとは,一般に,集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法をいいます。集団で,あるテーマについて自由に発言し,そこから思考を深めていく方法として用いられます。
 実は,このブレインストーミングという方法は,私たちが刑事裁判を担当する場合にもよく用います。
 たとえば,刑事裁判では,多数の証拠が検察官から提示されます。多数の証拠からは様々な事実が明らかになります。明らかになった事実をどのように評価するのかは多角的な視点がなければ十分に検討することができません。
 ブレインストーミングは,事件全体に現れた証拠について行うこともあれば,一つ一つの論点について行うこともあります。たとえば,死因に関するブレインストーミング,特定の証人に関するブレインストーミングなど,テーマを絞ってブレインストーミングを行い,一つの証人尋問の戦術を検討することもあります。
 複数人で弁護団を組んだ時には,弁護団でブレインストーミングを行い,アイデアを出して多角的に検討します。こうした検討を経て,裁判における確かな戦略が決まります。検察官が突いてきそうな弱点も,多角的な検討を経れば,解決策が見つかることが多々あります。
 私たちは,こうして検討した一貫した弁護戦略を大切にします。
 一貫した弁護戦略は,刑事裁判を戦うにあたって必要不可欠なものです。

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