季刊刑事弁護の最新号の特集を担当しました
2018-07-17
現代人文社より発行されている雑誌「季刊刑事弁護」の最新号において,当事務所の山本弁護士が,特集の企画を担当しました。
特集は,「公判の命運を左右する被告人質問」でした。被告人質問は,公判において被告人の主張を明らかにする重要な機会の一つです。
これまで,被告人質問は,裁判で当然に実施されるものとして,ほぼすべての裁判において行われてきました。中には,明確な目的意識を持つこともなく,漫然と被告人質問を行ってきた弁護士も多くいました。
しかし,被告人質問は,被告人質問を実施するかどうかも含め,弁護人が主体的かつ戦略的に実践しなければなりません。季刊刑事弁護の特集では,弁護人が効果的に被告人質問ができるためのヒントになる論文,経験豊富な弁護人がよくあるお悩みについて話す座談会などを幅広く掲載しています。
刑事事件を担当する弁護士の方には,ぜひ読んでほしい特集となっております。
←「勾留取消が認められました」前の記事へ 次の記事へ「刑事事件で逮捕された場合 初回接見で差し入れる物品」→