裁判員裁判では,口頭でのわかりやすい弁護活動が求められます。
法律家にしかわからない言葉で,びっしりと文字だけの書面を何十枚も提出しても,裁判員裁判では全く目を向けられることはありません。
求められているのは,口頭でのわかりやすいプレゼンテーションです。
口頭でわかりやすくプレゼンテーションができなければ,裁判員に聞いてもらえることはありません。
ただ,口頭でプレゼンテーションすると言っても,口頭での言葉をすべて覚えられるわけではありません。
口頭のプレゼンテーションを評議で思い出してもらえるように,内容をまとめた配布資料を裁判官と裁判員に渡すことが有用です。
この配布資料も,びっしりと文字が書かれたものでは意味がありません。
できるだけわかりやすく,口頭でのプレゼンテーションの要点をまとめたものが望ましいです。
私たちは,こうした配布資料にも工夫を凝らし,裁判での弁護人の主張を受け入れてもらうよう,努力しています。

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。