前科があるのに犯罪を犯してしまった場合、処罰は重くなる傾向があります。
前科があっても重い刑を回避できることがある
最初は処分がなされなかったのが、2度目は罰金に。罰金だったのが、次は正式な刑事裁判に。執行猶予がついていたのが、次は実刑に。
通常いきなり刑務所に行くことはないような軽い罪でも、繰り返せば、もちろん刑務所へ行く判決になってしまいます。
しかし、前科のある場合でも、早期の弁護活動により、重い刑を回避できる可能性があります。
先日、当事務所が担当した窃盗事件がありました。いわゆる万引きの事件で、被害額は数百円。しかしその方には、同じような窃盗の前科がたくさんありました。刑務所に何度も服役したこともある方でした。
ただ、最後の服役からはかなりの期間が経っていたということもあり、刑務所に行くことだけはできれば避けたいというご依頼でした。
前科があった窃盗事件の弁護活動
弁護人に選任された後、ご依頼人に代わって被害店舗に謝罪を行い、損害賠償を試みました。ご依頼人にとって有利な証拠を集め、検察官に提出しました。証拠とともに、寛大な処分を求める意見書を検察官に提出しました。
結果、正式な裁判を受けることなく、今回は罰金のみで事件は解決することになりました。
当事務所は、どんな立場の方の権利も守ることを信条としています。もちろん、前科をお持ちの方の弁護のご依頼も受け付けています。
お気軽にご相談ください。

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。