令和7年6月1日、拘禁刑が施行されました。
拘禁刑は、懲役及び禁錮を廃止し、新たな自由刑と して単一化したものです。
その趣旨は、各受刑者の特性に応じ、その改善更生及び再犯防止を図るために、より柔軟な処遇の実施を可能にしようとすることにあります。
弊所の久保有希子弁護士が執筆した論文「弁護人から見た拘禁刑」が掲載された共著として、佐伯仁志・高橋則夫・只木誠・松宮孝明編集著『刑事法の理論と実務7』(成文堂)が発売されました。
https://www.seibundoh.co.jp/pub/products/view/15835
同書には、あわせて「裁判官から見た拘禁刑」「検察官から見た拘禁刑」や矯正実務からの観点の論文も掲載されています。
ご参考になる点がございましたら幸いに存じます。

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