2025年12月24日、弊所の久保有希子弁護士が、共著『刑事弁護の実践』(有斐閣)を出版いたしました。
本書は、若手弁護士および司法修習生を主な対象として、刑事弁護の実務において基礎となる考え方や視点を、捜査段階から公判に至るまでの流れに沿って整理したものです。
日々の実務の中で判断に迷いやすい場面について、著者らがこれまで実践してきたことをできるだけ言語化すると共に、修習生や若手弁護士等からしばしば質問を受ける点に触れるよう努めました。
刑事弁護に関する参考書の一つとしてご覧いただければ幸いです。
●目次
第1章 はじめに
Ⅰ 刑事弁護の技術と実践/Ⅱ 「能動的」な弁護活動のために/Ⅲ 弁護人の義務と倫理
第2章 捜査段階
Ⅰ 起訴前弁護の目標/Ⅱ 接見・取調べ対応/Ⅲ 身体拘束からの解放/Ⅳ その他の捜査への対応/Ⅴ 弁護人による証拠収集(調査活動)/Ⅵ 示談(主に捜査段階)/Ⅶ 在宅事件の捜査対応/Ⅷ 不起訴に向けた検察官との交渉/Ⅸ 略式手続
第3章 公判準備
Ⅰ 公判準備の目的/Ⅱ ケース・セオリーと想定弁論/Ⅲ 保釈/Ⅳ 示談交渉(起訴後)/Ⅴ 着席位置,手錠腰縄,服装,機器の準備
第4章 公訴事実を争う事件(裁判員非対象事件+対象事件)
Ⅰ 公判前整理手続に付する請求/Ⅱ 公判前整理手続/Ⅲ 公判
第5章 公訴事実を争わない事件
Ⅰ 公判前整理手続/Ⅱ 公判
第6章 いわゆる「1回結審」事件の場合
Ⅰ 心構え/Ⅱ 事前準備/Ⅲ 公判
第7章 判決とその後
Ⅰ 判決宣告の公判期日の迎え方/Ⅱ 判決宣告とその後の手続
第8章 個別のケース
Ⅰ 鑑定を争う弁護活動/Ⅱ 違法収集証拠排除を目指す事件/Ⅲ 司法面接的手法による聴取(令和5年刑法・刑訴法改正(性犯罪関係)・刑訴法321条の3)/Ⅳ マスコミ対応/Ⅴ 上訴審

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。
