2023年9月30日、東京大学において開催されたシンポジウム「法と脳科学の融合研究への挑戦――量刑の法的判断と感情」において、久保有希子弁護士が、パネリストを務めさせていただきました。
案内文を引用して、内容を紹介させていただきます。
人間が法的判断を行う際、脳はどのように活動しているのでしょうか? 法的素養のある者と法的素養のない者との間では、脳の活動にどのような違いがあるのでしょうか?
東京大学大学院法学政治学研究科に設置されている先端融合分野研究支援センターでは、法学・政治学と脳科学の知見を融合し、刑事事件の量刑判断を素材としてMRIを用いた実証実験を行い、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)様の協力のもと、上記の疑問に迫りました。
今回のシンポジウムでは、その研究成果を公開し、法曹三者及び研究者とのディスカッションを通じて、先端融合分野研究の意義と可能性を探ります。
https://www.shojihomu.or.jp/list/sponsored_events_01-04
冒頭挨拶:山本隆司(東京大学大学院法学政治学研究科長・法学部長)
報告者:加藤淳子(東京大学教授・政治学
浅水屋剛(東京大学助教・脳科学、MRI研究)
登壇者:稗田雅洋(早稲田大学教授・元裁判官)
清野憲一(前橋地方検察庁検事正)
久保有希子(弁護士)
小池信太郎(慶応義塾大学教授・刑法)
モデレーター:樋口亮介(東京大学教授・刑法)