裁判は事実と証拠に基づいて判断がなされるべきです。もっとも,人間が判断する以上,外見や立ち居振る舞いから受ける影響を無視することはできません。特に裁判員裁判では,一般人である裁判員が,被告人からどのような印象をうけるかについては,十分に配慮する必要があります。このような意味で,法廷で被告人にきちんとした服装をしてもらうというのはとても重要です。
一般的にはスーツを差し入れ,法廷で着用してもらいます。また裁判員裁判では,拘置所でネクタイ(ただし,いわゆるワンタッチ式のもの)と革靴に似たスリッパの貸し出しを受けることができます。十分とはいえないにせよ,弁護人としては抜かりなく利用すべきです。勿論,保釈中の被告人に対しても,きちんとした服装をするようにアドバイスをする必要があります。

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。