当東京ディフェンダー法律事務所の山本弁護士が,刑事弁護フォーラム若手ゼミ「公判前整理手続」の講師を務めました。
刑事弁護フォーラムは,当事務所も運営に関わっている団体で,日本の刑事弁護士有志によって構成される団体です。全国各地の弁護士合計3000人以上が登録する大規模な団体です。
刑事弁護フォーラムは,毎月,若手弁護士向けに,刑事弁護の技術について勉強会を開催しています。これが「若手ゼミ」です。今日は,公判前整理手続について,講義を行いました。
公判前整理手続は今から15年ほど前にできた,歴史的には新しい制度です。今,公判前整理手続をどう運用するかは裁判所の大きな関心事ですし,公判前整理手続でどのような立ち回りをするかは弁護人の弁護活動でかなり重要な部分です。しかし,公判前整理手続に付される事件は刑事事件全体としてみれば少なく,若手弁護士にとっては慣れない手続であることは間違いありません。
そこで今日は,公判前整理手続の流れに従って,基本を確認し,若手弁護士が自信をもって公判前整理手続に臨めるような議論を中心にしました。引き続き,こうしたゼミでの講演活動は,当事務所としても力を入れていきます。

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。