2月4日、5日の2日間にわたり、当事務所の久保有希子弁護士が、山形県弁護士会で、法廷弁護技術の研修講師をつとめさせていただきました。
このコラムでも何度も紹介させていただいていますが、法廷弁護技術は、法廷でいかにわかりやすく質問を行い、いかにわかりやすく弁論をするか、という弁護の技術です。
裁判員裁判をふくむあらゆる刑事事件において必要な技術です。
日弁連では、各地の弁護士会から依頼をいただいた際、講師を派遣し、この法廷弁護技術に関する研修を実施しています。
研修は、模擬記録を題材に事前に尋問事項や弁論などを考えてきていただき、研修の場で実演していただくという形式で行われます。
それに対して講師から一人一人にその場でコメントをさせていただきます。
当事務所の弁護士もそれぞれ法廷弁護技術研修の講師をつとめさせていただいています。
研修講師をつとめる際には
・その場で受講生に対してコメントすべきポイントを分析し、
・それを分かりやすく説明する
ということが必要になります。
そのため私達自身にとっても重要な研鑽の場になります。
今後も東京ディフェンダー法律事務所では、法廷弁護技術研修等の研修講師を積極的にお引き受けし、法廷弁護技術の普及や自身の研鑽につとめたいと思います。

東京・中央区にある東京ディフェンダー法律事務所では、刑事事件のご相談を数多くお受けしています。突然の逮捕や捜査で不安を抱える方の力になれるよう、ひとつひとつの事件に丁寧に向き合ってきました。痴漢や万引き、薬物事件から裁判員裁判の対象となる重大な案件まで、幅広いご依頼に対応しており、これまでに多くの不起訴・無罪の結果を導いてきた経験があります。東京を中心に、関東近郊からのご相談にも対応しています。どんな状況でも、まずはお気軽にご相談ください。