接見と通訳人

2019-12-05

日本語以外の言語が母国語の方が被告人になった場合,公判は通訳人を在廷させて行われます。原則として尋問や論告・弁論は全て通訳人によって翻訳されます。公判で通訳をする通訳人は法廷通訳人と呼ばれます。法廷通訳人は裁判所により選ばれます。

 

プロの通訳人であっても,個々の込み入った事件について,尋問の答えや当事者の主張を正確に訳すのは大変です。特に希少言語の通訳や,被告人の方に独特のなまりがある場合などは,法廷通訳人が被告人の話し方や特性になれていないと,円滑な通訳をすることは難しくなります。

 

弁護人は捜査段階は法テラスなどから紹介された通訳人や,独自に依頼した通訳人に接見に同行してもらいます。そして,公判が近づくと,今度は法廷通訳人に同行してもらい,被告人の話し方や事件の特徴に慣れてもらう工夫をしています。

外国人の方が被告人であっても,その発言や主張を正しく裁判所に理解してもらうためには,通訳人との密な連絡や工夫が必要となります。

 

 

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